2013年05月30日

信じる者は救われる?

「さっそく願望の報酬のランプを手に入れたはいいけど・・・。
こんなものから本当に精霊が出てくるのかしら?」

「なんだよパフェ、それキースのコミック書店のオカルトコーナーにあったやつか?」
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「パフェ、お前は賢いリアリストのはずだ。
訳の分からないオカルトグッズなんかに頼っていないで、現実を見据えろよ」

「そんなことくらい、わかってるわよ・・・。
でも私、ハッサクを忘れられないの」
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「一度だけ試してみるわ。
それで駄目だったら、諦めるから」

「おっ、なんか煙が出てきたぞ?」
「どうせドライアイスか何かが仕込んであるんだろ」
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ボンッ・・・

「ランプの中で待ち続けて120年、やっと私を外に出してくれる人が現れたな」
「あら・・・半信半疑だったけど、ランプの精霊の話は本当だったのね」

「あの書店で売ってるのってパチもんばかりだと思ってたけど、
たまには本物もあるんだな・・・」
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「初めまして、ご主人様。
こんなに美しい方に呼び出されるなんて、私は幸せ者だな」
「あら、初めまして!
私もこんな優しそうな精霊さんが出てきて下さって、嬉しいわ!」

「でも、わかんねーぞ?
ただの青いデブが出てきて終わりなんじゃねーか?」
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「じゃあさっそくだけど、お願いがあるの。
死から蘇らせて欲しい人がいるのよ」
「えぇっ、最初からそんなヘビーなお願いですか・・・。
私、120年もランプの中で縮こまってて疲れているんですけどね」

「ほら、できねーんだろ?
希望を持たせてパフェの気持ちを弄ぶのはやめてくれよ!」
「俺に任せろ、ムース。ちょっとヤキ入れてやるよ」
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「そんなこと言わないで、お願い!私の大切な友人なの!」
「う〜ん、あなたみたいに可愛い人にそこまで言われるとなぁ・・・」

「あれ?ホントにできんのか?」
「なわけねーだろ。なんか裏があるんだよ・・・」
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ん〜・・・ラリーさんみたいなイケメン細マッチョ精霊を希望していたんですが、これは・・・w
posted by びすこ at 21:05| ユニバーシティライフ編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月16日

愛の打開策

学生寮の食堂にて。

「ううぅ…ハッサク、今ごろ土の下で寒い思いをしてないかしら…」
「まぁとにかく死んだヤツのことは忘れて、大学生活をエンジョイしろよ」
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「忘れるなんて、冗談じゃないわよ。
私はこれからも、ハッサクと付き合い続けるわよ!」

「でもなぁ。相手が幽霊じゃ、幸せにはなれないぞ」
「ほっとけよ、ムース。パフェもそのうちゴーストごっこに厭きるだろ」
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・・・とりあえず、キースのコミック書店に『ゴースト』を買いに来たパフェ。

「なんかアニメとかオカルトっぽいのばっかりね。
あんな古いラブストーリーなんて、あるかしら」
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「・・・この本は?
『死者を蘇らせる法』ですって!?」
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                               かわいい

その夜、学生寮の居間にやってきたハッサク。
「うわ、何してんだよ!寮に幽霊なんて連れて来るなよ!」

「・・・人間ってのは、薄情なものだよなぁ。
あいつ、ついこの間まで俺のクラスメイトだったのにな」
「しょうがないわよ。
現実の幽霊は映画と違って、ショボくてさえない感じだもの」
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「やっぱり、幽霊と人間では幸せになれないのよね・・・」
「でもさ、愛があれば障害なんて乗り越えられるって!
これからちょっとお前の部屋に行って、ウフ・・・」
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「でも大丈夫よ!私、今日オカルトの本で読んだの!
生涯の願望で貰えるランプで、死者を復活させられるって!」

こいつ肝心なときにはいつも人の話を聞いちゃいねーなと思った一方、
2コマ前で「ショボくてさえない」と言われたことに気づいていない、ハッサクであった・・・。
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posted by びすこ at 21:04| ユニバーシティライフ編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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