2010年09月30日

アフターワークのお付き合い

消防署の終業時間。

「ねぇグレープ、明日の夜、二人で科学研究所に行かない?
あそこ、流れ星がよく見えるんですって!」
「へぇ。じゃあ7時にキミの家に迎えに行くよ」

「お疲れ様〜グレープ。また明日ね!」
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「今日もフォローありがとうね、グレープ!
私あなたのおかげで、火災安全インストラクターに昇進よ!」
「そ、そう。よかったねグウェン」
「ムッ、何よこの女。感謝は口だけで十分でしょ・・・」
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「そうそう、あなたの家って、窓から海が見えるんでしょ。
ロマンチックよね〜。今度遊びに行ってもいい?」
「う、うん、いいよ。他のみんなも一緒にね・・・」

(最近感じる女の影・・・まさかあいつじゃないでしょうね?)
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「さ〜て、早く帰っておやつでも食べましょ。
・・・あら、見かけない車ね。誰も乗ってないけど・・・」
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「お店の前にトラックなんか停めて、迷惑じゃない。
いるのよねぇ、こういう常識をわきまえないヤツって!
あいつがドライバーかしら?」
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「あら、グレープじゃない!こんなところで何してるの?」
「やぁグウェン。
今ちょっと、そこのスーパーに寄ってきたところなんだ」
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「ちょうどいいわ。後でうちに来ない?
一緒にお茶でも飲みましょうよ」
「あぁ、いいよ。どうせ暇だし・・・」

この約束が、後に自分の運命を大きく変えることになるとは
グレープは知る由も無かった・・・。
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posted by びすこ at 21:54| Comment(0) | フルーツ家・放浪編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月29日

ライバルを蹴落とせ!

「えぇと、今度の通報はこの辺からよね・・・」
「グウェン、現場どこかわかった?じゃあ一緒に行こうよ」

(・・・こいつら、最近よくつるんでるな。
グレープの野郎、ペペと言う者がありながら・・・)
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「なぁぺぺ、あんた最近グレープとうまく行ってないのか?」
「そう言うわけじゃないけど、女の影が見え隠れするのよねぇ。
そんなこと言い出すってことは、あなた心当たりでもあるの?」
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「いや、ちょっと引っかかることがあってさ。
よし!我らがマドンナ、ペペのためだ。俺が探ってやるよ!」
「ありがとう、アブラハム。優しいのね・・・」
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・・・その日の休憩時間。

「なぁグレープ、どっかに可愛い子いねえかなぁ?
たとえば、うちの職場とかさ・・・」
「ん〜、急に何言い出すのさ?
あっグウェン、消防車のメンテナンス終わった?」
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「あれっ、キミ何か食べてる?なんだかいい匂いがするね」
「わかる?昨日スーパーで、新しいマウスウォッシュ買ったの」

(・・・ジャマが入ったな。グウェンが隣にいたら、
グレープは用心して尻尾を出さないだろう・・・)
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ハアァ〜〜〜〜ッ
スムーチーブレスって言うの!美味しそうな匂いでしょ?」
「あっ・・・いいよ、そんなに近づかなくても・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
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「あぁ・・・ホントに美味しそうだね。なんか食べたくなっちゃうな。
あっ、ちょっ、くすぐったいから脇腹触らないでよ・・・」
「うふっ、食べたくなっちゃうって、何を?」

こりゃあ別に俺が動かなくても、
グレープがぺぺにフラれるのは時間の問題だな。
と、ペペ狙いのアブラハムは思った・・・。
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posted by びすこ at 22:26| Comment(0) | フルーツ家・放浪編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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