2010年08月31日

終わらない生涯願望

「ねぇ、あなたは売却交換の商品なのかしら?
だとしたら私、お店に出る前にキープしちゃうわ」
「キミみたいな素適な人に引き取られるなら、商品も幸せだね」

「この男、どうしてくれようかしら・・・」
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「あれ?どうしたの、キミ?急に黙っちゃって」
「えっと・・・後ろに・・・」

「売却してもいいですけど、返品はお断りよ!」
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「グ、グウェン!いつからそこにいたのっ!?」
「鍵よこしなさいよ、鍵!家じゃなくて欠陥タイムマシンのね!
あなたをぶっこんで、時空の狭間に飛ばしてやるわ!
そしてタコみたいな宇宙人と、ウフフでもしていればいいのよ!」
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「・・・ゴメンなさい!ホントにゴメンなさい!だから許して?
僕、ウフフは最低限、人間の形をしてないと無理なんだよ・・・」
「謝るポイントはそっちなの?まぁ、いいけど・・・」
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「じゃあ仲直りだよ?
仲直りに、これから二人でタイムマシンに乗ろうか?
二人で乗るときは、用途が限られるんだけどさ・・・」
「うぅん、しょうがないわねぇ・・・」

「何よこいつ、私を口説いた舌の根も乾かぬうちに!
商品だったら、バーゲンで叩き売りしてやるところだわ・・・!」
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チャッ・・・。

「ん?なんか今ゾクッとしたな?ここ冷房が効きすぎてない?」
「そうでもないわよ」
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「なんか背筋がゾクゾクするんだけど、気のせいかな・・・?」
「今後ろを振り向かない方がいいわよ、グレープ。
助けてあげるべきなんだろうけど、
このまま黙って見ていたい気もするの・・・」
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posted by びすこ at 22:11| Comment(0) | フルーツ家・真実の愛編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月27日

グウェンの自由業デビュー

「あれっグウェン、なにガーデニングなんかしてるの?
いつも手が汚れるから嫌だって言ってるじゃない。僕やるよ?」
「あぁ、今度から私がやるわ」
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「あなたにばかり働かせてたら、悪いもんね。
近所にランドグラープ売却交換もできたことだし、
私、園芸家として登録しようと思うの」
「ふぅん。じゃあさっそく行ってみる?僕も付き合うよ」
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さっそくランドグラープ売却交換にやって来た二人。

(こんな所にも、出会いがあるかも知れないよな・・・)
「あなたが何考えてるのかお見通しよ、グレープ。
でもここに来る人は物を売り買いするのが目的なんだから、
出会いなんて求めてないわよ?」
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「こんにちは!私グウェンと言います。
自分で作った作物を、こちらに委託したいんですけど」
「登録には身分証明書が必要ですが、今日はお持ちですか?」
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「身分証明書がいるんですって!
私ちょっと家に帰って、免許証持って来るわね」
「そう。じゃあ、僕ももう少しここを見てから帰るよ」
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「あっ、いけない!私、家の鍵持ってないわ。
グレープに借りてこなくちゃ」
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グウェンが引き返してみると・・・。
「んん〜可愛い店員さん、キミの唇を僕の唇と交換してよ・・・」

「たった2〜3分目を離しただけで・・・!
この男も私の委託品に加えてやろうかしら?
すぐ売れて、すぐ返品されそうだけど・・・」
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posted by びすこ at 20:47| Comment(0) | フルーツ家・真実の愛編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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