2010年06月30日

手ごわい取立て屋

グレープが倒れている間に
シャロンはさっさと用事を済ませ、帰って行きました。

「チッ、逃げられたか・・・」
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「ふん、見てろ。このまま引き下がる僕じゃないぞ。
前カノの・・・えーと、誰だったかな・・・?
・・・とにかく前カノが、僕のためにアップグレードしてくれた
大切なゴミ処理機だ。絶対に取り返してやるぞ・・・」
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「もしもし、シャロン?うちの子供たちがさぁ。
生取立人を初めて見て、興奮しちゃってるんだよ。
子供ってしょうがないよねぇ。良かったら遊びに来てくれない?」

「ちゃんとお金を払えば、ゴミしょり機取られなかったのに・・・」
「ねぇピーチ、お父さん、あたしたちをダシにして
とりたて屋さんうちに呼ぼうとしてるよ!」
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ほどなく取立て屋・シャロンがやって来ました。

「やぁいらっしゃい、シャロン!
仕事着も似合うけど、私服だとグッと可愛くなるね!
一瞬、誰だか分からなかったよ!」
「あなたも、寝起きでボーッとしてるときとは別人みたいよ」
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「ねぇ・・・僕たちがこうしてめぐり逢ったのも、何かの縁だよ。
これからも仲良くしようよ。
そこで、どうだろう?キミが回収したゴミ処理機を、
職場に内緒でコッソリ返してくれるって言うのは・・・?」
「縁じゃないわよ」
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「あなたがちゃんと請求を支払っていれば、
私たちがめぐり逢うことはなかったのよ。
『何かの縁』じゃなくて、『あなたの怠慢』よ」
「あぁ、そう。キミって、ロマンがわからないんだね」
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「何逆ギレしてるのよ・・・。
誰にでも口達者攻撃が効くと思ったら、大間違いよ?」
「なかなか手強いな。
でも相手が手強ければ手強いほど、燃えちゃうんだよな」

「ゴミ処理機を取り返す」と言う本来の目的を、
コロッと忘れてしまったグレープであった・・・。
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2010年06月29日

取立て屋との戦い

とある日曜の朝。
見慣れぬ車が、フルーツ家の前に横付けされました。
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「あ〜お腹すいたぁ〜。
あれっピーチ、ジュース飲んじゃったの?これからご飯だよ?」
「だってお父さん、いつ起きるかわからなかったんだもん・・・」

「お邪魔します。ボクたち、お姉さんこれから作業するから、
ちょっとそこどいてくれる?」
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やって来たのは、取立屋・シャロン。
有無を言わさず、アイテムの取立てを始めました。

「ちょっとキミ、勝手に人の家の物を・・・。
確かに、請求書払わなかった僕もいけないけどさ。
最近いろいろ忙しかったんだよねぇ」
「何仰っても無駄です。規則ですから!」
キュイーン・・・!
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「このゴミ処理機は、差し押さえさせていただきます!」
「ついにうちにも、とりたて屋さんが・・・!」

(ふふっ、そうは行かないぞ。
見てろ、今追い払ってやるから・・・!)
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「これでも食らえ!ム−ドレットマネージャー!」
「あっ、とりたて屋さん!お父さんがこうげきしようとしてます!」
「大丈夫よ!正義は必ず勝つから!」

ビビビビビ・・・!
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「くっ・・・ムードレットマネージャーが・・・暴発した・・・」
「あはは!バカな人ねぇ!何やってるのかしら!」

「そりゃあ・・・お姉さんが正しいですけど・・・」
「お姉さん、笑いすぎ・・・」
「お姉さん、ちょっといじわる・・・?」
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「ねぇピーチ、お父さん倒れちゃったよ。どうする?」
「放っておこうよ。寝てるだけだよ。
お父さんてイザというとき、ホントにダメだよねぇ」

「うぅ、見てろ・・・。必ず取り返してやる・・・!」
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